頭痛
を経験したことある人は多いですよね。平成22年の厚生労働省の調査では国民が自覚している症状のランキングでは男女ともに5位以内に入っていませんでした。男女ともに肩こりが上位に入っていますが、この中に頭痛の方がいらっしゃるのかもしれませんね。
ここで私の話をすると、以前頭痛が続いたとき、病院に行くと「片頭痛」と診断されたことがあります。
片頭痛
という言葉は一度は聞いたことあると思います。
少し話は反れますが、「偏頭痛」とパソコンで変換されることが多いですが、 頭痛学会では「片頭痛」としています。
片頭痛に限らず頭痛で悩んでいる方は意外と多い印象があります。
この記事では頭痛についての総論と、主に片頭痛と緊張型頭痛の違いと対応について書きたいと思います!
頭痛のタイプは367種類あります(国際頭痛学会より)。
【一次性頭痛】片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛などの頭痛
【二次性頭痛】くも膜下出血、髄膜炎、
緊張型頭痛は慢性型頭痛の約60%、片頭痛は慢性型頭痛の約25%
以下に、これらの特徴と対応についてまとめたいと思います。
【片頭痛】
●頭の中の血管が拡張して、その周囲に炎症が広がる痛み
●胃腸が悪い
●週に2回〜月に2回の頻度
●動くのがつらい
●眩しくなる(片頭痛の約3割に出現)
●セロトニン減少が原因
セロトニン減少→三叉神経興奮→CGRP放出→血管拡張→痛み
<対応>
●セロトニンを増やす
歩行、日光浴、交流
●おでこを冷やす
●寝る
●顔のある部分を押す
※赤部分を押すと痛みが楽になるそうです。
【緊張型頭痛】
●血行が悪くなることで筋肉に疲労物質や痛み物質がたまる痛み
●1日中なんとなく重い感じ
●動くと楽になる
<対応>
●マッサージや温熱で血行をよくする
僧帽筋、後頭下筋群、胸鎖乳突筋が多い
※ピンクの部分を押すと楽になることが多いです。
●姿勢の改善
●横になって安静(重力を解放)
<判別法>
①頭痛ダイアリーをつける
※日本頭痛学会のホームページからダウンロードできます。
http://www.jhsnet.org/headache%20diary.pdf
・たまになら片頭痛
・毎日なら緊張型頭痛
②おじぎをする
・悪化するなら片頭痛
・変化ないなら緊張型頭痛
③ストレス
・解放された時の頭痛は片頭痛
・ストレス中の頭痛は緊張型頭痛
ちなみに頭痛薬がありますが、対処法としては良いと思いますが、
慢性頭痛の一因ともいわれている為、自己判断は良くないかもしれません。
まとめ
生活リズムの崩れが片頭痛、
身体はリズムの乱れに弱いです。
リズムの記事はこちら⇒★
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