▮はじめに
脳卒中は脳梗塞、脳出血、一過性脳虚血発作、
この中で”くも膜下出血”
今回はくも膜下出血に関する説明となぜ女性に多いのかという解説
【要約】 ・くも膜下出血の多くは脳動脈瘤の破裂によるものである。 ・エストロゲンが脳動脈瘤をできにくくしている。
▮くも膜下出血とは
脳を覆う3層の膜の隙間である“くも膜下腔”
(画像はイラストACより)
症状は激しい頭痛、意識障害、嘔吐があります。
合併症としての血管攣縮があると重症化しやすく予後不良となりや
※血管攣縮とは:血管が細くなり虚血状態になること。
くも膜下出血の原因のほとんど(80〜85%)
▮脳動脈瘤と女性の関連について
女性ホルモンのエストロゲンは、血管壁に対する抗エストロゲン炎症作用があると言われています。
これにより脳動脈瘤ができにくくなっていますが加齢とともにエス
○脳動脈瘤
脳動脈瘤は脳血管の枝分かれ部分に血流負荷がかかり、
これができる原因は明らかになってはいませんが、高血圧、
症状はないことがほとんどですが、神経を圧迫することで症状(
▮くも膜下出血の予防
脳動脈瘤ができないようにすることご予防に繋がりますので、
また、
▮終わりに
以上でくも膜下出血の性差に関する記事でした。動脈瘤のできにくさに女性ホルモンの影響があるということのようですね。
やはりくも膜下出血は予防が第一ですが、万が一発症し、その後遺症でお悩みの方はご相談ください。