リハビリテーション関係

手、足、首を動かす時のコツ~意識の使い方~

はじめに
手、足、首を動かすときに苦労されている人は多いと思います。
そんな時はストレッチ、体操、筋トレなどで対応することが多いですが、今回紹介するのは意識を使って動かすことによって動かしやすさが変わる方法をご紹介します。
短い内容なのでぜひご覧ください!

【要約】
・手、足、首を動かすときは背骨が一緒に動く。
・首は第2~3胸椎辺りを意識すると良い。
・手は鎖骨の付け根を意識すると良い。
・足はみぞおち~へそ辺りを意識すると良い。

手、足、首を動かすときに考えること

手、足、首は身体全体でいうと、末梢と言われる部位です。
逆に中枢は背骨になります。
基本的に手、足、首(末梢)動かす時は中枢(背骨)も一緒に動きます!

末梢を動かすときに中枢を意識すると関節可動域が拡大することがよくありますので、首、手、足を動かすときに意識すると良い部位をご紹介します。

手を動かす時のコツ

手(上肢)を動かす時は、ついつい肩関節を意識しがちですが、赤丸部分(鎖骨の付け根)を意識すると動かしやすいです。


※右腕を動かす場合は右の鎖骨の付け根を意識します。

足を動かすコツ

足(下肢)を動かすときは、ついつい股関節辺りを意識しがちですが、赤丸部分(みぞおち~へそ辺り)を意識すると動かしやすくなります。


※右下肢の内外転の動きの場合は、右のみぞおち~へそを意識します。

首を動かす時のコツ

首を動かすときは、ついつい首の付け根(第7頸椎)を意識しがちですが、下の写真の赤丸部分(第2~3胸椎辺り)を意識すると動きやすいです。

おわりに
以上、末梢(手、足、首)動かすコツについて書きました。
ちなみに手、足、首に限らず、色々な部位で意識の使い方によって動き方が変わる現象はみられます。
筋肉、皮膚などの組織による制限、筋力低下などによる制限は勿論考える必要がありますが、意識の使い方が動きの制限になっている可能性もあるので
ぜひごお試し下さい!

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