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スポーツの効果

はじめに

スポーツは全世界で親しまれているもので、全世代に渡り自身でやる楽しみと見る楽しみを兼ね備えているものかと思います。
この記事では主にスポーツの役割・効果と成人のスポーツ頻度について書きたいと思いますので、よろしければ最後までお付き合いください。

【要約】
・スポーツの効果は健康、コミュニティ醸成、経済発展への寄与、国際友好など様々あります。
・スポーツの健康面での効果は心身ともメリットが多く、高齢者では転倒予防、認知症予防、食欲増進などの効果もあります。
・スポーツを子供時代に行う際は様々なものに触れたほうが運動機能向上と学業成績に有意かもしれない。
・運動・スポーツを週3回以上行っている成人の割合は約3割。

スポーツの効果

京都府の教育委員会のホームページ()より、スポーツには以下の4つの効果があるといえます。

①青年の健全育成
②地域コミュニティの醸成
③経済発展への寄与
国際友好・親善への貢献

今回②③④に関しては深堀りしませんが、これらは社会的には大きな意義と効果をもつ要素です。

健康面でいえば、

①自己免疫力向上
②ストレス解消
③体力の維持向上
④体重コントロール:生活習慣病の予防と改善
⑤血流促進:腰痛・肩こり予防、良好な睡眠、便秘解消など

が挙げられますが、
高齢者では上記の加えて

⑥認知症予防
⑦食欲増進
⑧転倒予防

も効果として挙げることができます(経済産業省資料より)。

子供がスポーツを行うことの意義

次に子供がスポーツを行うことに関する効果について述べます。

幼児期(3~6歳頃)に遊びを中心とする身体活動を十分に行うことは、多様な動きを身に付けるだけでなく、心肺機能や骨形成にも寄与するなど、生涯にわたって健康を維持したり、何事にも積極的に取り組む意欲を育んだりするなど、豊かな人生を送るための基盤づくりとなることから様々な効果が期待できると言われています(文部科学省ホームページより)。

また、幼児期は運動機能が急速に発達し体の基本的な動きを身に付けやすい時期であることから、多様な運動刺激を与えて、体内に様々な神経回路を複雑に張り巡らせていくことが大切であると言われています(文部科学省ホームページより)。

こんな研究があります。
サッカーのみを週2回以上行っている男女の子供群と様々なスポーツを週2回以上行っている男女の子供群に、運動協調テストと体力テストを行ってもらった結果、体力に差はなかったが、運動協調性に関しては様々スポーツを行っている群の方が良い結果だったそうです(参考文献)。

上記の事を考慮すると様々なスポーツを行うことが先々の運動能力に良い影響を及ぼすのかもしれません。

また、社会経済的地位や民族性に関係なく、身体活動(スポーツ)と学業関連の成果の間に正の関係が存在するという報告もあります(参考文献)。

よって、スポーツすることで記憶力、認知機能面にも良い影響があるといえますね。

運動・スポーツ頻度はどのくらい?

スポーツを実施することが健康に良いというのはわかりましたが、実際にスポーツをしている人はどのくらいいるのでしょうか?

令和3年の文部科学省の調査によると以下のグラフのように週1回以上運動やスポーツを行っている人は成人全体では約56%、週3回以上行っている人は成人全体で約30%となっています(参考サイト)。

スポーツだけではなく運動(散歩、ジョギング、ピラティスなど)も含むため意外と高い割合となっていますが、健康を考慮するともっと高い割合になると良いと考えます。

おわりに

最後までお読みいただきありがとうございます。

スポーツは地域や国単位でみると経済効果や地域発展に寄与しますが、個人単位で考えると自身で行う際も見る際もお金がかかるという点も忘れてはいけません。
よって、経済状況によって流行っているスポーツが国によって異なります。

ちなみに世界のスポーツ人口は、

1位 バレーボール 約5億人
2位 バスケットボール 約4.5億人
3位 卓球 約3億人
4位 クリケット 約3億人
5位 サッカー 約2.6億人

となっています。
3位の卓球は中国人が多いこと、4位のクリケットはインド人が多いことが理由ですが、1,2,5位のスポーツはボールがあればできるスポーツなので全世界で普及しています。
日本で大人気で私も大好きな野球は世界では3000万人ほどでしか行われておりません。

最後は雑学的な話でしたが、スポーツは全世界で行われているものですが、めぐり合うスポーツはその人の環境によって異なりますね。

そして、自身でする、見る、どちらでも楽しむことが重要ですね。

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