急性腰痛はまず安静
ぎっくり腰などの急性腰痛はまずは安静にしましょう!
コルセットは使いすぎが筋力低下を起こす為、良くないと言われていますが急性期には有効です。
まずは痛い部分を固定し動けるようにしましょう。そして、血流を良くすることが大事なので、
①水分摂取
②ビタミン摂取
③肩甲骨や足を動かす
④さする
などは有効です。
腰痛の85%は非特異性腰痛
腰痛の多くは、はっきりとした原因が不明と言われていました。
しかし、近年ではだいぶ原因を特定できるようになっているので、この%が適切かどうかは不明です(参考記事)。
非特異性腰痛の多くは筋筋膜性腰痛と言って、筋肉の機能障害によって起こります。
原因をはっきりさせる為には画像診断が必要です。
または理学検査(SLR-tなど)で判断します。
ちなみに椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、仙腸関節炎などは特異性腰痛となります。
まずは非特異性腰痛かどうかを評価
そのために大事なのは、「痛みが楽になる姿勢があるかどうか」です。
これがない場合は、急性期か心理的な影響(慢性疼痛)か炎症所見が考えられます。
参考ブログ(https://ameblo.jp/kajikaji2012/entry-12344456299.html)
参考ブログ(https://ameblo.jp/kajikaji2012/entry-12344763412.html)
原因が筋筋膜性であれば、、、
腰椎前弯があるかどうかをまずは確認(参考記事)。
私は腰椎前弯がない人の完治は難しいと判断します。その場合は対処療法となります。
しかし、対処療法もとても大事です。対処療法としては循環を促すようなストレッチや運動や温熱療法となります。
参考ブログ(https://ameblo.jp/kajikaji2012/entry-12345018721.html)
アプローチは、腰部へのストレスを減らすように身体構造を整えることと、生活習慣を是正することが大事となります。
腰部は胸郭や股関節の動きが悪いとストレスがかかりやすいため、まずはこの2つを見ると良いでしょう。
あとは首、手、足なども関係しますのでそれらの確認もします。
まれに内臓性ということもありますが、この場合は腎臓、消化器系の影響が考えられますので、その辺りも考慮することも必要で、必要であれば直ぐに受診が必要になります。
参考ブログ(https://ameblo.jp/kajikaji2012/entry-12345822584.html)
参考ブログ(https://ameblo.jp/kajikaji2012/entry-12345333774.html)
なかなか治らないパターンで多いのは、、
・脳の変化による慢性疼痛患者
・活習慣を変えられない患者
・内部疾患を抱えている患者
は、治りにくい印象があります。
その場合は対処療法を行いつつ辛抱強く対応していきます。
※参考ブログ(https://ameblo.jp/kajikaji2012/entry-12345551795.html)
また、血管の変性や慢性的な炎症症状がある方も治りにくいです。
これらがある方は、受診しまずはその原因を解決することが必要になります。
※参考ブログ(https://ameblo.jp/kajikaji2012/entry-12346005858.html)
腰痛は多くの人が経験するものです。
多くの腰痛は2週間で消失すると言われており、一過性の風邪のようなものだと考えるのが良いと思います。
つまり、一度治っても不摂生な生活を行ったり、ストレス刺激が過剰になると再発します。
職場で痛みの部位を調査しましたが、最も多い症状は腰痛でした。
ちなみに次が膝痛で、その次が肩痛でした。
自分ではなかなか治せない為、慢性化する前に専門家に診てもらうことをお勧めします!
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